レンタルサーバーを比較する際に知っておくべきこと

私自身、レンタルサーバーを選ぶことが非常に多いのですが、今回、そういう場合に、知っておくべきことを挙げておきたいと思います。

レンタルサーバー比較サイト

レンタルサーバー比較サイトというものがいろいろありますが、あれは全部アフィリエイトなので、よいことしか書いてなかったり、肝心なことが抜けていたりして、あまり参考にはなりません。レンタルサーバー各社に10個ぐらいアカウントを持っていて、かつ、10年以上密度の高い管理を行っているのなら、書いてあることはかなり信用できますが、アカウントがなかったり、あっても、一つや二つで、しかも3年や5年ぐらいの付き合いしかないようなら、まるであてにはなりません。まあ、普通にそんな人はいないので、当てになりません。

「速攻逃げた」という経験談なら、ある程度信用できますが、レンタルサーバー比較サイトでそういう記事は見かけませんね。

全部アフィリエイトサイトなので、あくまでも契約させるための話が書いてあると言うことを忘れないようにしましょう。ちなみに、ほとんどがA8のアフィリエイトです。リンクのURLがpx.a8.netで始まっていたら、A8です。

一応、A8などの主要ASPでは、大方、短縮URLの使用は認められていないので、やる人はいないとは思いますが、リダイレクトを使って隠蔽しているケースを海外サイトで何度か見かけましたので、要注意です。

レンタルサーバー会社の説明

レンタルサーバー会社で、レンタルサーバーの比較をやっているケースがたまにあります。比較対象はA社だったりしますが・・・(笑)。A社ってどこなんでしょうね。これは馬鹿でもわかると思いますが、あくまでも自社のレンタルサーバーを契約させるために書いていることなので、参考にはなりません。

たとえば、.htaccessが使えない等というあり得ない仕様は、隠していますので、要注意です。最近のWordPress専用サーバーによくある罠(わな)ですので、お気をつけ下さい。

nginxのレンタルサーバーは、基本的に.htaccessは使えません。使えるように設定すると、ピュアなnginxよりも処理速度が落ちると思われますので、nginxである意味が薄れますよね。と言うことは、ただの宣伝でnginxを謳っているだけなのかもしれません。

流行に惑わされないこと

技術の進歩により、次第にシステムや仕様が変わっていくのは当たり前ですが、不必要にハイスペックなシステムや仕様に大金を払うのはもったいないです。

たとえば、nginxにしても、大量の同時アクセスがあった場合にApacheよりも有利になるというだけの話です。あなたのサイトは大量の同時アクセスがありますか?なければ、関係がありません。

nginxは動画処理が苦手なので、動画をアップロードしたら、死ぬかもしれません。それぞれ一長一短があるものです。それにコンピューターのスペックが上がったりすると、解決する問題かもしれません。

昔と違い、アクセスは分散する傾向にあり、一サイトに集中することは滅多にありません。そういう変化も念頭に置くべきですね。ただ、動的サイトが主流になり、サイトが重くなると言う傾向は確かにあるので、コンピューターのスペックには気をつけた方がいいような気がします。それでも、キャッシュプラグインを使ったりすると、大方は解決してしまいますね。

nginxには注意

最近、nginxを使ったレンタルサーバーが増えてきています。これは大量の同時アクセスをさばくのに有利だからということで、ほとんど呪文みたいに唱えられている傾向があり、危険だと思います。

上にも書きましたが、nginxにも得意、不得意があります。また共用サーバーがVPS化しつつある状況もあります。たとえば、Hawk Hostは全部VPSです。国内でも、XREAはVPSです。VPSになっていたら、nginxっていらないのではないかと思ったりしますよね。.htaccessが使えないnginxなんて、百害あって一利なしです。

.htaccessが使えないレンタルサーバーなんてありえないでしょう。

私の経験では、Apacheの代わりに使った方がいいサーバーは、LiteSpeedだけだと思います。LiteSpeedのサーバーは確かに速いです。導入前と導入後を何度も経験しているので、これははっきりしています。

しかし、nginxになって、速くなったという経験はありません。nginxでもApacheでも体感速度は変わらないのではないかと思います。

いずれにせよ、共用サーバーでは、急激にアクセスが増えたら、勝手にサーバーを止められるので、実際問題、nginxを使ってもらう必要性はありません。まあ、サーバー会社としては、急激なアクセス増をさばけるので、都合がいいとは思いますが、客としては、どうでもいい話です。

サポートの品質

サポートの品質は重要です。どういうレベルのサポートスタッフがいるのか、接客態度はちゃんとしているのか。そういう点を見極めないといけませんが、これは事前に調べるのは難しいです。よほどひどいと、ウェブ上でひどいコメントを見かけますが、このコメントがうそ、つまり、ただの営業妨害であると言うケースは非常に多いです。

一昔前は、XREA、Value Server、コアサーバー(要するにデジロック)は、サポートが皆無に近かったので、文句を言われても仕方がありませんでしたが、近年、著しく改善されたので、ほぼ他の会社と同レベルに近くなりました。ある意味、他の会社よりもよいかもしれません。

国内のサーバー会社の場合、サポートの品質に問題はないというのが私の現在の見解ですが、海外では未だにひどいサポート体制のところがありますので、要注意です。安いところは、サポートの品質が悪いと思っていいでしょう。

サポートの品質が悪いというのは何かと言うと、担当者が無知で無能で馬鹿ということと、対応に時間がかかると言うことです。

お金を払っただけのサービスを受けられる

あくまでも、普通の話ですが、レンタルサーバーでは、お金を払った分のサービスを受けることができます。それ以上でも、それ以下でもありません。

ドメイン数とか転送量とか「無制限」であったら、「無制限」も料金のうちです。

サポートの質がよかったら、よいサポートも料金のうちです。

運営会社が悪徳だったら、それも料金のうちです(笑)。社会の勉強のために高いお金を払ったと思って下さい。

払った料金に見合うサービスを受けたい場合は、悪徳業者のやっているレンタルサーバー会社とは関わらないことです。まあ、それだけは確かかもしれません。

同じ失敗を繰り返す

顧客のデータをきれいさっぱり削除したファーストサーバーとか、同じく、特に障害があったわけでもなく、サイトをきれいさっぱり削除したKV Hostingとか、ディスクの空き容量がなくなって、全サーバーが停止したGMOクラウドとか・・・。

たぶん、何度も同じことを繰り返すので、やめた方がいいです(笑)。

ファーストサーバーは、現在、吸収されて、IDCフロンティア(ソフトバンク)になったようです。

説明になるかどうかわかりませんが、ソフトバンクとかGMOとか、あまりいい印象はありませんね。こういう会社は何をやっているのか理解を超えます。