海外サーバーと国内サーバーの表示速度の比較

私は海外サーバーも国内サーバーもいろいろ使っていますが、どちらも一長一短があり、どちらがいいとは言い難いです。まあ、英語の分からない方は日本のサーバーの方がかかる時間や面倒という点で有利ですが、英語の分かる方は、海外サーバーも視野に入れてよいと思います。また、面倒をいとわない方も同じく、海外サーバーを検討してもいいでしょう。私は英語に全く不自由しないので、世界中どこのサーバーでも全然問題はなく、とても便利に使っています。

海外サーバーで問題になるのは、距離から来る表示速度の差です。距離が離れるほど中継するルーターの数が増えますので、どうしても遅延が生じます。国内サーバーでは、中継するルーターは15前後ぐらいですが、海外サーバーでは28~30ぐらいのルーターを中継することが多いです。

理論上はそう言うことですが、これが実際にどうなるのか、自分が使っているサーバーで調べてみました。方法としては、約6Mの画像を何秒で表示できるか測定するというやり方です。なお、測定日時は、特に記載があるものを除き、2018年9月6日木曜日16:10~17:30頃です。

まずは、国内サーバーです。

Value Server (バリューサーバー)/GMOデジロック
 ※16番サーバーで測定(プラン:エコ)
1回目 14s
2回目 14s
3回目 14s

平均値: 14秒

CORESERVER(コアサーバー)/GMOデジロック
 ※32番サーバーで測定(プラン:CORE-MINI)
1回目 14s
2回目 14s
3回目 14s

平均値: 14秒

さくらのレンタルサーバー/さくらインターネット
 ※プラン:スタンダード
1回目 14s
2回目 14s
3回目 14s

平均値: 14秒

クイッカ/株式会社エムフロ
 ※プラン:ライト

1回目 14s
2回目 14s
3回目 14s

平均値: 14秒

参考:価格帯が全然違うので、あくまでも参考です。
XSERVER(エックスサーバー)/エックスサーバー株式会社

 ※プラン: X10

1回目 7s
2回目 7s
3回目 7s

平均値: 7秒

もう一つ有名な国内サーバー会社を調べてみました。

KAGOYA JAPAN (測定日時:2018年11月12日17:45~17:52)

 ※プラン: S11

1回目 14S
2回目 14S
3回目 14S

さて海外のサーバーではどうでしょうか?

HawkHost (ホーク・ホースト)(カナダ)
 ※シンガポール2番サーバーで測定
1回目 14s
2回目 14s
3回目 14s

平均値: 14秒

 ※ロサンジェルス209番サーバーで測定
1回目 16s
2回目 16s
3回目 16s

平均値: 16秒

SCALAHOSTING(スケーラ・ホースティング)/Scala Hosting LLC.(米国)
 ※米国、テキサスのサーバーで測定
1回目 35s
2回目 32s
3回目 29s

平均値: 32秒

Секретный Русский Хостинг (シークリーチニ・ルースキー・ハースティン)(ロシア) ※名称はひ・み・つ。
 ※ロシア共和国、モスクワのサーバーで測定(23:20頃)
1回目 33s
2回目 31s
3回目 32s

平均値: 32秒

日本のエックスサーバーはさすがですが、これは料金的に別次元なので、別格です。KAGOYA JAPANは料金の割に遅すぎるかもしれません。安いところと言うと、デジロックのValue ServerやCORESERVERとか、クイッカになります。さくらは割高ですね。もっとも、さくらはバックアップを取ってくれているので、高くても仕方がありません。料金に見合ったサービスと言うべきですね。それにしても、エックスサーバー以外は冗談みたいに、どこも表示速度が同じです。全部14秒って、どうなっているのでしょうか?

一方、海外サーバーでは、Hawk Hostのシンガポールのサーバーが全部14秒で表示していて、国内のサーバーと全く変わりがありません。ロサンジェルスになると、ちょっと遅くなりますが、それでも体感的には差がないように思います。

米国やロシアでも距離が遠いとそれなりに遅くなりますね。ちなみに、米国のSCALAHOSTINGのテキサスのサーバとロシアのサーバー会社のモスクワのサーバーの違いですが、体感的にはSCALAHOSTINGの方が圧倒的に速く、ロシアのサーバーの表示速度は遅く感じます。まあ、モスクワは遠いですからね。体感的に表示速度に大きな違いがあるので、上記の結果は意外でした。

なお、データは取りませんでしたが、体感的な話をすると、ニューヨークのサーバーはテキサスのサーバーよりも遅いです。

結局、海外のサーバでも、シンガポールやロサンジェルスなど、比較的距離が近いところでは、国内サーバーと同じぐらいの速度で表示されるということが分かります。遠くなると、遅くなります。

しかし、実際のところ、6Mの画像なんて貼るわけがないので、モスクワやテキサスやニューヨークのサーバーでもあまり不都合は感じません。まあ、若干遅いかなと思うぐらいです。たぶん、指摘しないと、誰も気がつきません。

一方、ロサンジェルスやシンガポールのサーバーの場合、国内と全く変わりません。たぶん、誰も海外サーバーであることに気がつかないのではないかと思います。データは取っていませんが、シアトル(米国ワシントン州)のサーバーも表示が速いです。